2ちゃんコピペ

ひひひ( ^ω^)

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タコ部屋から逃亡してきました③




【新章】 脱出にむけて

そしてもう1人。1週間後にやってきた。
結構使えそうな人物だ(後に脱走のキーマンになる男)。
名前は川口さんだ。
青木さんは20代後半、川口さんは30前半みたいだ。
川口さんはありとあらゆる薬を経験して普通の薬は効かないそうだ。
出された物を飲んだら変な薬と気がついたと言う。
僕は熟睡したけど、川口さんは半分寝たふりをしてたらしい。
川口さんの場合は借金が100万あり、3ヶ月働けばチャラにすると言われて来た。
川口さんは色んな飯場とか経験済みみたいでなんとも心強い。
送迎人から(引き渡す人)ヤクザ2人組に引き渡し、そのままここに直行したらしい。

都合が良い事に今日は休みの日だ。
平日なら監督の所に直接案内され荷物検査を受けるからだ。

川口さんは到着してからすぐにトイレと言って外に出た。
重要な荷物を隠す為に(なんと頭がきれる人だろう)。



僕「川口さん。半分起きてたんですか?」

川口「寝てたけど途中で目が覚めて寝たふりしてたよ」

僕「そうなんですか。1つ質問して良いですか?」

川口「ああなんだ?」

僕「ここは海の近くでしょうか?」

川口「ん?海ではないぞ。多分な。潮の香りはしないし」

僕「どこなんですかね」

川口「俺の予想だと南関東辺りだな」

僕「南関東って何処の辺りですか?」

川口「長野、山梨、静岡辺りだろ」

僕「ありがとうございます」


僕は何処か海の近くだと思ってたが、どうやら違うらしい。
ではあの生臭い海水みたいなスープは…あのワカメと魚はなんだろう。
もしかして、海の近くに居るみたいな偽造工作なのか?
南関東・・・・そう遠くはないな。南関東なら以外と簡単に脱出できるかも。
僕は関東だからと楽観してたが・・・・
聞いた話では相当厳しいらしい。まず冬は絶対山越えは無理らしい。
話しを聞いたら決断が鈍る・・・・・・

僕「正直脱出の可能性はどれくらいですか?難しいのでしょうか」

川口「簡単と言えば簡単だ。難しいと言えば難しい」

僕「ハァ?どう言う事ですか」

川口「道に沿って迷わないで辿りついたら直ぐだ。しかし・・・・・・・・」

僕「しかし?なんですか」

川口「例えばここが静岡とか長野だとする。
道を間違わないなら良いが方向を少しでも間違うと死に直結するんだ。
なぜかと言えば山は本当に怖い所だ。よく遭難とか聞くだろ?
山を登って下れば町に出ると思ったら大間違いだ。
登って下ってもまた山が果てしなく続く。
景色も同じだし険しくて方向転換を余儀なくされる。
富士の樹海に迷いこんだら出てなくなるのと同じだ。
それに蛇に噛まれたり怪我をする可能生もあるんだ。
夜になればもっと危険だ。最低限たいまつと食糧寝袋は必要だ。
それとサバイバルを生き抜く道具と精神力だ。
生半可な気持で山を下りるなら野垂れ死にする」

僕「ありがとうございます。勉強になりました」

本当にこの人はすごい。





それでは話を少し戻すと・・・・・・

庄田さんは一命は取りとめたみたいだ。でも精神的におかしい。
一応山の中なので、虫がたまに飛んでくるが、
虫を見ると庄田さんは叫び声をあげて部屋の片隅で震える。
可哀相だけど夜中に何度も叫び声をあげられたらたまらない。
庄田さんの全身の腫れも大分引いたみたいだが、かさぶたになり後は残るみたいだ。
これからの人生は大変みたいだ。


そして次の朝が・・・・・・
相変わらずヤクザはドアをドンドンと叩く

ヤクザ「お前等仕度はできたのかよ?
庄田。今日は大丈夫だろうな?それと青木。一寸こっちに来い」

青木「なんですか?」

ヤクザ「お前この前トイレに行って15分も帰って来なかったそうだな」

青木「あれは腹が痛くて」

DQN「いいわけするな。今度からトイレは5分以内にしろ」

青木「そ、それは無理ですよ」

DQN「うるせぇ言われた事を黙って実行しろ」

青木さんにヤクザの往復ビンタと蹴りが飛ぶ。

川口「おいおい その辺にしといてやれよ」

ヤクザ「あ、てめえはなんだよ。俺に意見するのか」

川口「そうじゃない。やり過ぎなんだよボケ」

ヤクザ「お前殴られたいのか?ぶっ殺すぞ」

川口「やれるもんならやってみろよ。
俺は天涯孤独の身だ。生きるも死ぬも関係ない。
失う物など何も無い。お前と刺し違えて死んでやるさ」

ヤクザ[・・・・・・・・・・」

そして翌日からヤクザは金属バットを常に携帯するようになる。
なんという小心者なんだろう。道具がないとなにも出来ないのか。
それとも川口さんを怖がってるのだろうか。

しばらく一発即発の状態が続いたが何事もなく過ぎていく。


なんか青木さんが妙にウキウキしてる。どうしたんだろう?
そうだ今日は給料日だ。(青木さんは給料の実体をまだ知らない)

僕「青木さん妙に浮かれてますね」

青木「そりゃそうだ 今日で借金がチャラになるから帰れる。
1ヶ月の約束だからね。お前も精々頑張れよ」

青木さんは帰れると思ってるのだろうか?

それではどうして青木さんがこの飯場に来たのか経緯を書こう。
みなさんは驚くかもしれないが裏の世界では当たり前のような話だ。

青木さんは33歳。今まで仕事の経験は全くないそうだ。
なんでも親が金持ちで毎日小遣いを貰ってふらふらしてるらしい。
3万円持ってパチンコに行ったそうだが1時間足らずで-2万円。
(自称パチプロ&マージャンプロ)
この-はマージャンで取り戻すと雀荘へ行く青木さん。
何気に入った雀荘は 人の良さそうなおじさん達が・・・・・・

雀荘のおじさん「おっ君。今ここが空くからどうぞ」

しかし1万円は20分足らずで消えることになる。

青木「もう持ち合わせがないから帰ります」

男「折角来たんだからツケでも。なんなら俺が貸してやる」

青木「えっ良いんですか?助かります」

しかし青木さんは-10万の負債を背負う事になる。

青木「すいません。お金を取りに戻ってきます」

男「君の家は近くなのかい?」

青木「いえ結構遠いです」

男「そんなのは何時でも良いよ 折角親しくなれたんだから」

青木「ありがとうございます。明日持ってきます」

青木さんは家に10万円を取りに帰る。
あいにく親は海外旅行に行ってたが、息子の為に半月分のお金を10万円残してた。

青木「これを全部払ったら明日からキツイな。でも仕方ないな」

そして男達が待つ雀荘へ向う青木さん。

青木「すいません。約束の10万を持ってきました」

男「いつでも良いのに・・・・・・・・・・・・」

そして10万円返却する青木さん。

男「どうせ勝った金だから半分返すから遊んでいくかい?」

青木「半分って5万円ですか」

男「勿論だよ」

青木「(この前はついてなかったから挽回のチャンスかも)」

そして半日が過ぎた・・・・・・・・・・・・
イカサマでもされているのだろうか?青木さんの負けは再び15万の負け・

青木「すいません。今手持ちがないから1週間程待って貰えますか」

男「あ?1週間とはなんだよ。そんなに待てないな」

青木「なら明日中に持ってきます」

男「だめだめ。今日中に持って来い。23時まで待つから」

今はもう夜の21時だ。勿論サラ金も銀行閉まってる。
友達に借りるにしても2時間では不可能だ。

青木「そんなの無理ですよ。この前は何時でも良いと言ってたじゃないですか」

男「お前が1週間とか言うからだ。ずうずうしいにも程がある。
俺が待ってやると言えば別だがな。
おう。お前なめとんのか?とりあえず借用書を書けや」

なんと青木さんは脅されて借用書を書いたらしい。

男「この借用書をどこに回すかな。場合によってはお前腎臓を1つ取られるぞ」

青木「そんな勘弁してくださいよ」

男「なら俺の知合いの所で1月働けや。借金はチャラで+20万だ」

そんな理由で青木さんは来たのだった。


結局青木さんの給料は
給料 330000円
税金10% 33000円
部屋代 2000X30=60000円
食事代 2000X30=60000円
作業道具及び作業着レンタル 500x27=13500
寮雑費 10000円
残 153500円
購入費 150000円
給料残 3500円
欠勤 -150000円
貸し付け金 -100000円
貸し付け金利子 10日X3=30000円
パーティ費用 -40000円
トータル -316500円
これはあくまでも予想金額です。詳しくは見てません。
ちらっと見せて貰いましたが・・・・・・・・
青木さんは自分の借金-10万と購入費-15万円でも5万は残ると思ったらしい。

そして給料日当日。また紛らわしいパーティの日でもあるのだ。



そしてパーティが始まる・・・・・・・・・
なんと今日は寿司&焼酎を持ってきたらしい(あてにはしてないが)。
そして驚く事に女性は20代の女性が来るそうだ。
極楽浄土おばさんで痛い目にあったので信用できないが・・・・・
聞く所によるとFカップだそうだ(聞いてはないがDQNが勝手に喋る)。
Fカップと聞いたらみんなの目の色が違う(やっぱりみんな男なんだ)。
そしてヤクザと女が登場。みんな一同におお~と歓喜をあげる。
そこには、今くるよを20歳位若くした女が立っていた。
みんなの目はFカップに釘つけだ。僕は思ったがFで若いならなんでも良いのだろうか。

そして・・・・・・・
ヤクザが吐き捨てる。おまえ等高級寿司だ感謝しろよと。
でも寿司を見れば、変色した回る寿司よりお粗末な代物だ。
でもみんな久々の御馳走に心が踊るみたいでした。

ここで事件発生(事件と言う程大袈裟なものでもないが)。
ウニとイクラが3個ずつあったのだが、鈴木さんがウニを2個一気に食べた。
そして鈴木さんがイクラに手をかけた瞬間に、

山「おい鈴木。お前だけ美味しい物を食べるな」

鈴木「ば~か。早いもの勝ちだ 遅い癖にガタガタ言うなよ」

山さんが飲んでた焼酎を鈴木さんにぶっ掛ける。

鈴木「山。お前表に出ろ」

川口「お前等いい加減にしろよ。今日は楽しい宴会だろ」

川口さんの一言でみんな大人しくなる
宴も後半に突入した。飲んだ後の次の関心は女だ。
鈴木さんが先陣を切ったのですが・・・・・・・・

女「きゃ~なにこれ?あんたダメダメできないよ」

鈴木「そんな事言うな。ゴム付けるから」

女「ダメなものはダメ。気持悪い」

鈴木「なんだと気持悪いだと・・・・・」

女「誰か来てよ」

僕が行ってみると陰部を丸出しにした鈴木さんが・・・・・
その陰部を見て天を仰いだ・・・おおぉなんと言う事だ。
その陰部を見てみると(紅天狗茸とマイタケをミックス)したみたいな代物が
その後にみんなにボロクソに、
一同「お前病気。無理。お前やったら俺達までうつるだろ」

そして宴は過ぎていく ・・・・・

久々の女にみんな獣のように雄叫びをあげる。
流石に若い巨乳の女だ。みんなは秒殺された。
青木さんは挿入の前に暴発したみたいだ。

みんなが秒殺されたので女はこっちの方へ。

Fカップの女「お兄さんも来てよ」

僕「ぼ、僕は遠慮します」

Fカップの女「あらどうして?好きにしていいのよ」

うう・・ 好きにしてといわれても。動揺を隠せない。僕
平常を装ってたが目の前でプルプルとたわわに揺れるのを見ていたら…
僕は心の中でこれは緊急非難だから・・・と心に言い聞かせる。
これこからの事はご想像にまかせるが・・・・・・・・・・・・・
行為の前と、その時は良いのだが後ですごい後悔が残るし覚める。
これは男の永遠の課題だろう。



宴は終了したが庄田さんが元気ない。20代の女も抱かなかったみたいだ。
山さんに聞い話しだと、この前のパーティは極楽浄土おばさんと2回戦頑張ったそうだ。
無類の女好きだった庄田さんが何故?
そう言えば最近突然笑い出したり、ボソボソ一人言を言う。
そして夜中に絶対許さんと寝言を。
僕は気になったので直接聞いてみる事にした。

僕「庄田さんどうしたんですか?女も抱かなったそうですね」

庄田「ああ」

僕「聞かせてもらえませんか?力になれるかも」

庄田さんは半泣きの顔になり、語りはじめた。

庄田「この体を見てくれ。これで女が抱けるか?気持悪いと言われるだけだ」

見てみると無数に刺された傷跡がある。
普通は月日が経過すると消える筈なんだが?
稀に消えない体質や刺された虫により消えない事もあるのか。

庄田「笑ってくれよ。こんな体。もう俺の人生は終わりだろ。
だから俺は 毎日復讐をするのを楽しみに生きてる。
近々、小林(ヤクザ)を殺る。その時はおまえさんも自由だ」

その方法を庄田さんは熱く語りはじめた。

庄田「ボウガンみたいな物を作るんだ」

僕「はぁ?なんですかそれ」

庄田「引きがねを引くと刺さるヤツ。竹とゴムで作るんだ。
それであいつの股間を狙う。見事に命中したら玉が潰れる。
それがダメならもう1つの方法を考えてる」

僕「もう1つですか」

庄田「今度鍋を要望する。有料だが餅も頼む」

僕「はぁ?餅を頼んでどうするんですか」

一体何を考えてるんだろうか?餅をなんに使う?さっきのボウガンも無理な話だ。

庄田「鍋を始めたら、鈴木が暴れてるとか適当な事を言って小林を呼ぶ。
小林が入ってきたと同時に、この鍋を小林の頭からぶっ掛ける。
ヤツはまともに目も開けられない筈だ。溶けた餅は熱を含んで体に貼りつく。
怯んだところで鉄パイプでメッタ打ちだ。その後で木に括る。
そして油をかけて火をつけるんだ。ははははは。丸焼きだぞ 丸焼き くくくっ」

なんと言う恐しい事を 人間は復讐の為なら鬼になれるのか。
庄田さんはヤクザを殴ってこんな事態になったのだが。
あれだけの事をされたのだから気持はわかるが・・・・・・・
(現場で働く人間は気が荒い。犯罪に手を染めるのも珍しくない。よく現場で刃傷沙汰が多いのも事実だ)


その後・・・・・・・・・・・
川口さんが来てから少し待遇が良くなった気がする。
以前は塩湯に葉っぱを入れただけのスープも普通の味噌汁に。
どうして塩湯なのか?飯場では塩分補強の必要があるからだそうだ。
本当に塩だけの湯は勘弁して欲しい。すごく不味い。
どんな味なのか気になる人は実際に試してみて欲しい。

女も極楽みたいなおばさんではないし、何かがかわりつつある。
極楽おばさんは倒れたらしい。聞いた話では。

僕は川口さんに意見を求めてみる。

僕「最近待遇が少し良くなったみたいなんですよ」

川口「その他に変化はあるか?」

僕「そう言えば100キロの男はみないし、監督も交代しました。
以前はヤクザ風の男でしたが普通のおじさんみたいな人です」

何かが変わる・・・・・・・・・・

川口「そうか人が代り、そして居なくなるのか。それは上層部に変化があったのかもしれないな」

僕「上層部に変化ですか?」

川口「そうだ。多分組織の勢力が弱くなってるのかも知れない」

聞いた話だと、上の組の引退とか破門で力は弱くなるらしい。
丁度この頃にバブル崩壊と暴対法ができたみたいだ。
その頃はそんな話とか知らないが今思えば納得できる。

川口「出るなら今か。最低でも10月の半ば頃までに決行しないとな」

僕「そうですね。冬がくる前になんとかしたいです」

翌日が休みと言う事もあって、その晩は川口さんと語り明かした。

そして休みの日だ・・・・・・・

一日寝ていたい所だが 朝から小林(ヤクザ)がやってきた
小林「お前等、変な相談してるんじゃねえぞ。
今後変な動きをしたら、お前等の小屋の前に監視所を作る。
もちろんお前等が日曜日に制作する」

川口「無駄な事をさせるんだな。俺等が逃げるとでも言うのか」

小林「文句を言うな。お前態度悪いな。よし今から作れ。午後にくる」

川口「仕方ねぇ。おまえ等はまず木を伐採してくれ。
それと 鈴木はどうした?」

山「あの糞馬鹿飲んだくれて寝てるぞ」

第6の男「奴さんはいい気なもんさ。小林から酒を貰ってたし。
二人でニコニコ話してたからな」

川口「俺達の事をチクリ入れたのはヤツだろう」

山「俺もそう思う」

川口「今日ヤキを入れるか」

山「俺も手伝うぞ」

みんなもピンときてるみたいだ。鈴木さんだ。間違いない。 
最近まわりの人とも喋らないし、毎日酒を貰ってる。
お金が無い鈴木さんがどうして酒を毎日?
密告の報酬として毎日酒を20本貰ってるらしい。
この人は酒20本で仲間を売るのか。常識と人間性が欠落してる。


そして午後・・・・・・・・・・

小林「おうお前等、もう小屋は作らないでいいぞ。もう必要ないからな。クククッ」

川口「どうしてだ わざわざ木まで伐採させてるのに」

小林「それは来週になればわかる。クククッ」

人にこんな作業をさせていきなり中止とは。しかも来週になれば?
なんの事だろうか。理解に苦しむがどうせろくな事じゃないだろう。


そして夜・・・・・・・

川口さんに起された。

川口「今から鈴木を吊るしあげるぞ。おい 鈴木起きろ」

鈴木「なんか用か?」

川口「とぼけるなよ。お前俺達の事を密告しただろ?」

鈴木「さぁ?なんの事だか」

川口「その酒はどうしたんだ」

鈴木「買ったんだ。文句あるか」

川口「お前にそんな金ないだろう」

鈴木「大きなお世話だ」

川口「お前知らないと言うのか」

鈴木「ああ。知らんね」

川口さんが鈴木さんの金玉をガッシリ掴む。

鈴木「痛い痛い止めてくれ」

川口「正直に話せば止めてやる」

鈴木「お、俺が密告した」

山さんが飛んできて鈴木さんの顔に唾を吐いた。

山「お前ただじゃ済まんぞ 覚悟しろよ」

鼻を摘んで口を無理矢理開けさせた。そしてタオルを口にねじ込む。

僕「どうしてタオルを?」

川口「声が出せないようにさ」

川口さんが前からみぞおちを殴る。山さんが後から腎臓の所を殴る。
なんと壮絶なリンチなんだろう。
気持はわかるがここまでする必要があるのか。
僕が心で思ってたら川口さんが、

川口「二度と変な気持を起さないよう 徹底的にやる。
中途半端に終らせたらまた密告するからな」

僕はここが飯場なんだと痛感した。


鈴木「わ、わかった。もう許してくれ」

川口「お前の為に木の伐採までやらされたのにお前は寝てただろ」

鈴木「あれは調子が悪くて寝てた」

山「嘘つけ。お前が酒を飲む所を見てた。
こいつを朝までいたぶるか。庄田もこいよ」

庄田「俺はめんどくさいからいいよ」

山さんは鈴木さんに相当な怨みを抱いていたみたいだ。
そし 壮絶なリンチは続いた。
寝てたら体の上を歩く、タオルで鼻と口を塞ぐ、寝てる側から頭を蹴るなど。
山さんが執拗にからむ。

鈴木「いい加減にしてくれよ」

山「なにを~お前待ってろ」

山さんが外に出て 濡れたタオルを持ってきた。
そのタオルで鈴木さんをパシパシと叩く。
部屋の中で悲鳴がこだまする。よくこんな事を考え付くもんだ。
ところで外に水はないはずなんだが?

僕もやられた経験があるが 濡れたタオルで叩かれるとめちゃくちゃ痛い

制裁は明け方迄も続く。一般の社会ならもう終ってるだろうが。

あれから鈴木さんは大人しくなったみたいだ。
まだ色々反抗的な態度だったが川口さんの一言が効いたみたいだ。

「おい鈴木 お前明日の朝は永遠に目覚めないかもな」

そして翌日の仕事が・・・・・・・・・
今日は鈴木さんの朝までリンチ事件でみんな寝不足みたいだ。
仕事に精彩がなくて小林が苛立ってる。相変わらず青木さんが殴られてる。
ほとんど殴られ役の青木さん。気の毒だがみんな心の中で感謝してるであろう。
殴られ続けて、どちらかと言えば大木凡人似だった青木さんの顔が瞼が腫れてすごい強面の顔になってる(前歯が無いのも怖い)。
多分普通に道を歩いてたら誰も寄りつかないだろう。と言うか避けて歩くと思う。


その後は事件もらしい事件はない・・・・・・・・

そしてまた1週間が過ぎようとしてる。飯は相変わらず豚のエサ以下だ。
仕事と言えば相変わらずキツイ。本格的に暑くて大変。
本来なら水代がバカにならないのだがこっそり水を補給する方法を見つけた。
(水道みたいな物は有るのだがひねる所に鍵を入れないと出ない)
その鍵は小林が所有してるが、意外と単純な構造なので水を出す事ができた。
これも川口さんの知恵だ。川口さんが居ないと本当に地獄だったかもしれない。

水は良いのだが甘い物と塩分をとらないとまずい。
小林から購入すると高い。でも仕方ないので購入する。
今日は掘りだし物の茹で玉子が500円(塩付け放題が嬉しい)。
500円は痛い出費だが塩湯を飲む事を考えたらマシだ。

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記事一覧
タコ部屋から逃亡してきました①
タコ部屋から逃亡してきました②
タコ部屋から逃亡してきました③
タコ部屋から逃亡してきました④
  1. 2009/04/19(日) 23:29:03|
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  4. | コメント:0
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